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用語集索引

や行

 薬物療法

お薬を使った治療のことです。リンパ腫の治療では、抗がん剤やホルモン剤などを使う化学療法のほか、症状を和らげたり、副作用を抑えたりするためのさまざまなお薬の投与が薬物療法に含まれます。

 輸液(補液)

水分や電解質などを、点滴や皮下注射により投与する治療法で、お薬を追加することもあります。食事から栄養を摂れない場合の栄養補給、あるいは下痢や嘔吐、脱水により不足した水分や電解質の補充などを目的に行われます。

 溶血(ようけつ)

赤血球の膜が破れて、ヘモグロビンが赤血球の外に出る状態です。

 腰椎穿刺(ようついせんし)

腰の骨(腰椎)の間に針を刺して、脳脊髄液検査のための髄液を採ることで、無菌的に行われます。局所麻酔が効いていれば、痛みはありません。髄液は数分で採取できますが、針を刺した部分から髄液が漏れるのを防ぐため、30分から1時間程度の安静が必要です。

 予後(よご)

病気の経過、また病気の治療を行った後の患者さんの状態をいいます。

 予後因子(よごいんし)

病気の経過や治療後の状態を推測するための材料をいいます。リンパ腫の予後因子には、性別や年齢、特定の検査値の異常などがありますが、それぞれの病型によって異なります。

2025年8月
HE-JP-250002730