りんぱしゅ通信

リンパ腫と向き合うすべての人へ 治療のこと、暮らしのこと、これからのこと。

末梢性T細胞リンパ腫
(PTCL)

末梢性T細胞リンパ腫
(PTCL)

監修:
島根大学医学部 内科学講座 血液・腫瘍内科学 教授

鈴木 律朗(すずき りつろう)先生

末梢性まっしょうせいT細胞リンパ腫は、略称をPTCLピーティーシーエル といい、血液のがんの一種です。ひと言でPTCLといってもさまざまな種類があり、全体の患者数が少ないことから、治療法が確立していませんでしたが、近年、新しい治療薬が複数登場し、治療の選択肢が広がっています。

PTCLは病気の進行が速い(月単位で進む)ものがあるため、PTCLと診断されたら、主治医とよく相談し、早期に治療を開始しましょう。

日本造血細胞移植学会 編:造血細胞移植ガイドライン 悪性リンパ腫(成人)第3版, p28, 2019
日本血液学会 編:造血器腫瘍診療ガイドライン 2023年版,2023
「第Ⅱ章リンパ腫 Ⅱリンパ腫 7 末梢性T細胞リンパ腫総論」

自己負担をさらに軽くするしくみ

多数回該当や世帯合算などの条件により自己負担の上限額が軽減される場合についてご紹介します。

先生への質問リスト

質問しておきたいことについて、事前にメモを用意して質問リストをつくって持っていきましょう。

療養生活のサポート

リンパ腫の治療には、入院治療、通院治療があります。
ご本人が安心して治療を受けられるよう、ご家族のかたのサポートが重要です。

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ご家族のかたへ

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監修:
公益財団法人慈愛会 今村総合病院 名誉院長兼臨床研究センター長、HTLV-1研究センター長
宇都宮 與(うつのみや あたえ)先生

大切な人がリンパ腫と診断されたら、ご本人だけでなく、ご家族のかたにも大きな影響を与えます。悲しみや不安を抱えるなか、さまざまな決断をしたり、初めて経験する多くの変化に対処していかなければなりません。今後の療養生活や、ご本人を支えていくうえで重要なポイントを知っておきましょう。