りんぱしゅ通信

リンパ腫と向き合うすべての人へ 治療のこと、暮らしのこと、これからのこと。

や行

薬物療法

お薬を使った治療のことです。リンパ腫の治療では、抗がん剤やホルモン剤などを使う化学療法のほか、症状を和らげたり、副作用を抑えたりするためのさまざまなお薬の投与が薬物療法に含まれます。

輸液(補液)

水分や電解質などを、点滴や皮下注射により投与する治療法で、お薬を追加することもあります。食事から栄養を摂れない場合の栄養補給、あるいは下痢や嘔吐、脱水により不足した水分や電解質の補充などを目的に行われます。

溶血ようけつ

赤血球の膜が破れて、ヘモグロビンが赤血球の外に出る状態です。

腰椎穿刺ようついせんし 

腰の骨(腰椎)の間に針を刺して、脳脊髄液検査のための髄液を採ることで、無菌的に行われます。局所麻酔が効いていれば、痛みはありません。髄液は数分で採取できますが、針を刺した部分から髄液が漏れるのを防ぐため、30分から1時間程度の安静が必要です。

予後よご

病気の経過、また病気の治療を行った後の患者さんの状態をいいます。

予後因子よごいんし

病気の経過や治療後の状態を推測するための材料をいいます。リンパ腫の予後因子には、性別や年齢、特定の検査値の異常などがありますが、それぞれの病型によって異なります。

用語集索引

リンパ腫に関する用語をわかりやすく解説しています。

自己負担をさらに軽くするしくみ

多数回該当や世帯合算などの条件により自己負担の上限額が軽減される場合についてご紹介します。

先生への質問リスト

質問しておきたいことについて、事前にメモを用意して質問リストをつくって持っていきましょう。

療養生活のサポート

リンパ腫の治療には、入院治療、通院治療があります。
ご本人が安心して治療を受けられるよう、ご家族のかたのサポートが重要です。

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ご家族のかたへ

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監修:
公益財団法人慈愛会 今村総合病院 名誉院長兼臨床研究センター長、HTLV-1研究センター長
宇都宮 與(うつのみや あたえ)先生

大切な人がリンパ腫と診断されたら、ご本人だけでなく、ご家族のかたにも大きな影響を与えます。悲しみや不安を抱えるなか、さまざまな決断をしたり、初めて経験する多くの変化に対処していかなければなりません。今後の療養生活や、ご本人を支えていくうえで重要なポイントを知っておきましょう。