医療費負担を軽減する制度
監修:
特定社会保険労務士
木原 祐二(きはら ゆうじ)先生
実際にかかる医療費は治療法によって大きく異なります。
治療薬自体の価格だけではなく、投与の頻度やその治療を続ける期間、入院期間などによっても医療費の自己負担額は変わります。
こうした医療費の負担を軽減するため、公的医療保険には「高額療養費制度」が用意されています。
高額療養費制度とは
1ヵ月(月の初めから終わりまで)で病院や薬局などの医療機関で支払った金額が高額になった場合に、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が後から払い戻される制度です。1ヵ月あたりの自己負担限度額は、年齢や所得状況によって決まっています。
窓口での支払いを抑える方法
あらかじめ「限度額適用認定証」の申請・提示をするか、マイナ保険証を利用することで、窓口での支払いを最初から自己負担限度額までに抑えることもできます。多額の費用を一時的に用意する負担がなくなるため、事前の準備がおすすめです。
その他の支援と相談窓口
高額療養費制度には、世帯内で合算できる仕組みや、過去12ヵ月以内に上限に達した回数に応じて上限額が下がる仕組みもあります。また、医療費の支払いに充てるための公的貸付制度や、自治体独自の助成制度などが利用できる場合があります。これらの制度を適切に活用することで、経済的な不安を和らげ、ご自身に合った治療に専念できる環境を整えましょう。
医療費について不安や疑問がある場合は、遠慮なく主治医や看護師、薬剤師、あるいはソーシャルワーカーへ相談してみてください。
厚生労働省:
高額療養費制度を利用される皆さまへ
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マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット
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【2026年2月閲覧】