マントル細胞リンパ腫(MCL)
監修:
国立がん研究センター 中央病院 病棟医長
棟方 理(むなかた わたる)先生
マントル細胞リンパ腫は、血液のがんのひとつであるリンパ腫に含まれます。
日本におけるマントル細胞リンパ腫の割合はリンパ腫と診断された患者さんの約3%であり、患者数は約2,000人です。マントル細胞リンパ腫は60歳代半ばで発症する患者さんが多く、女性よりも男性に多く発症します。
また、マントル細胞リンパ腫は、診断された時点でさまざまな臓器に病変を認める進行期である患者さんが大部分であり、病気がわかってからすぐに、治療導入を必要とすることが一般的です。ただ、一部の病型では非常に進行がゆっくりで経過観察ができる場合もあります。
近年では、マントル細胞リンパ腫に対する治療方法の選択肢が増え、治療後の経過が良くなることが期待されています。マントル細胞リンパ腫と診断されたら、まずは病気のことを知り、治療について主治医とよく相談して取り組みましょう。このコンテンツでは、マントル細胞リンパ腫の基礎知識として原因、症状や病期、検査・診断、治療についてご紹介します。
日本血液学会 編:造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(2024年版)
「第Ⅱ章リンパ腫 Ⅱリンパ腫 4 マントル細胞リンパ腫(mantle cell lymphoma:MCL)」
「第Ⅱ章リンパ腫 Ⅱリンパ腫 悪性リンパ腫 総論」
政府統計の総合窓口e-Stat:
統計で見る日本. 患者調査/令和5年患者調査/全国編. 総患者数, 傷病基本分類別
(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&query=C831&layout=dataset&toukei= 00450022&stat_infid=000040234427&metadata=1&data=1)
[2026年2月閲覧]
国立がん研究センター:
がん情報サービス「MALTリンパ腫、リンパ形質細胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫など」
(https://ganjoho.jp/public/cancer/B_lymphoma/index.html)
[2026年2月閲覧]