1. りんぱしゅ通信 ホーム
  2. 仕事・治療費・暮らし:【治療費】医療費控除の対象範囲

検査・診断・治療医療費控除の対象範囲

監修:
公認会計士・税理士
渡部 致廣(わたなべ ちこう)

医療費控除の対象となるかどうかについては、治療のために必要な行為であるかという点が重要です。健康診断においても異常がみつかり治療につながる場合には医療費控除の対象となりますが、異常がみつからなかった場合には医療費控除の対象にはなりません。

医療費控除の対象になる費用

入院・通院

  • 医師による診療費や治療費
  • 特定健康診査の結果による特定保健指導に基づく指導料
  • 入院中に提供される食事代
  • 看護師、准看護師、保健師による療養上の世話
  • 通院や入院のための交通費 (電車やバスなどでの移動が困難な場合のタクシー代を含む)
  • 付き添い人を頼んだときの付添料

など

医薬品

  • 病気やけがの治療や療養に必要な医薬品の購入
  • 医師の処方や指示による医薬品の購入

など

その他

  • 治療のためのあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師による施術
  • 医療用器具の購入や借りるための費用
  • 義手、義足、松葉づえ等の購入
  • 6ヵ月以上寝たきりの人のおむつ代(医師による証明書がある場合)
  • 健康診断費用(異常がみつかり治療を受ける場合)
  • 介護福祉士などによる喀痰吸引など
  • 介護保険制度で提供される一定の施設・居宅サービス

など

医療費控除の対象にならない費用

入院・通院

  • 自己都合で希望した差額ベッド代
  • 病院外で自ら購入した食事
  • 入院時の寝具、洗面具代など
  • 入院時のテレビ・冷蔵庫代など
  • 自家用車で通院したときのガソリン代・駐車場代

など

医薬品

  • ビタミン剤などの疲労回復、健康増進のためのサプリメント

など

その他

  • 診断書の作成
  • 予防接種
  • 健康診断費用(異常がみつからない場合)

など

参考文献
税務研究会 編. 医療費控除のすべてがわかる本 税務研究会出版局 2018
国税庁ホームページ: No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)

高額療養費制度を知っていますか? 高額療養費制度に関するQ&A 詳しく読む 高額療養費制度に関する「よくあるご質問」をQ&A形式で分かりやすく解説しています。

ご家族のかたへ

ご家族のかたへ

監修:
公益財団法人慈愛会 今村総合病院
名誉院長/臨床研究センター長
宇都宮 與(うつのみや あたえ)先生

大切な人がリンパ腫と診断されたら、ご本人だけでなく、ご家族のかたにも大きな影響を与えます。悲しみや不安を抱えるなか、さまざまな決断をしたり、初めて経験する多くの変化に対処していかなければなりません。今後の療養生活や、ご本人を支えていくうえで重要なポイントを知っておきましょう。